こんにちは。
デスクトップアーミー開発担当の「P・D」です。
「可動研究室」 第2回 という事で
本邦初公開 【ヒザ関節の作り方】 をご紹介いたします。
前回紹介した
「体育座り」のデータになります。
こちらは
展示用に仮で作ったデータなので
可動は考慮されていません。
取りあえずのゴールとして
このポーズが無理なく取れる事を目標に
可動を仕込んで行きます。
ここから
可動軸を仕込んで行くのですが
重要なのが 「軸の位置」 なので
光造形出力品を見ながら軸位置を検討します。
大きさが小さいので
一軸関節で可動させようとすると
このような感じで 軸の位置は やや後方になります。
BLADE氏のデザインにも
この位置に関節があるので
ドラムロールタイプの関節を スペースを見ながら仕込んで行きます。
スペース的には 何とか上手く入りそうです。
こちらは まだ仮のデータですが
ここから
強度や材質など考えながら
軸の太さ、長さを検討して行きます。
あと
パーツ数が増える事による コスト的なお話もあるのですが。。。
– – –
こんな感じで
いろいろ考えながら 詰めて行っております。
可動検証に 正解は無く、常にケースバイケースとなるので
悩ましい部分ではあるのですが
試作を出してみてイメージ通り動くと かなり楽しいので
ここは 開発者的には 頑張りポイントとなっております。
次回は 光造形の可動試作が見せれるかもかも。。。
ということで お楽しみに。
<開発ブログは 毎週木曜日更新です。>