ヒザの可動を研究!

こんにちは。

デスクトップアーミー開発担当の「P・D」です。

 

「可動研究室」 第2回 という事で

本邦初公開 【ヒザ関節の作り方】 をご紹介いたします。

 

 

suwari-002
前回紹介した

「体育座り」のデータになります。

 

こちらは

展示用に仮で作ったデータなので

可動は考慮されていません。

 

取りあえずのゴールとして

このポーズが無理なく取れる事を目標に

可動を仕込んで行きます。

 

ここから

可動軸を仕込んで行くのですが

重要なのが 「軸の位置」 なので

光造形出力品を見ながら軸位置を検討します。

Exif_JPEG_PICTURE
大きさが小さいので

一軸関節で可動させようとすると

このような感じで 軸の位置は やや後方になります。

 

sutai-002
BLADE氏のデザインにも

この位置に関節があるので

ドラムロールタイプの関節を スペースを見ながら仕込んで行きます。

 

kadou-001
スペース的には 何とか上手く入りそうです。

 

こちらは まだ仮のデータですが

ここから

強度や材質など考えながら

軸の太さ、長さを検討して行きます。

あと

パーツ数が増える事による コスト的なお話もあるのですが。。。

 

–  –  –

 

 

こんな感じで

いろいろ考えながら 詰めて行っております。

 

可動検証に 正解は無く、常にケースバイケースとなるので

悩ましい部分ではあるのですが

試作を出してみてイメージ通り動くと かなり楽しいので

ここは 開発者的には 頑張りポイントとなっております。

 

次回は 光造形の可動試作が見せれるかもかも。。。

ということで お楽しみに。

 

<開発ブログは 毎週木曜日更新です。>

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