B-101s シルフィー開発秘話 「ストライカー編」

こんばんわ。

デスクトップアーミー開発担当の「P・D」です。

 

本日は B-101s シルフィー 開発秘話!

「ストライカー編」

ということで

今まさに格闘中のシルフィー開発現場の秘密をご紹介いたします

 

 

D
こちらプラモデルユーザーの皆さんに馴染みの深い

「ランナー」のパーツの画像です。

 

下半分にインターセプターのランナーが入っています。

 

こちらが白型ということで

白で成形する(白い樹脂を流す)と この形状が量産出来るのです。

 

配置図(ランナー付きの設計図)が出来て

箱に入るサイズに収まっている事が確認出来たら

3Dで最終確認をします。

 

91_001

こんな感じになります。

 

場合によっては 流動解析を行って

成形的に問題無いか確認します。

 

 

現状は

こんな感じで

現在 金型をモリモリ彫って頂いております。

 

アーマーはトライ品待ちですね。

楽しみです。

 

 

 

‐ ‐ ‐

 

 

 

ここに辿り着くまでに

「ストライカー」で一番苦労したのが

こちら

 

 

90_006
 

特徴的なヘッドセットの耳部分の縁が

金型で造り難い形状でした。。。

 

なるべくパーツ点数を押えたいのと

組み立て易さを考慮して

このヘッドセットは1パーツで行こうと思っていたのですが。。。

 

 

 

理想と現実がコチラ

 

 

 

90_005
 

90_001
 

側面の円が綺麗に出ない。。。という結果に。

 

 

また、内側ですが

 

90_003
 

 

 

90_002
謎の凸形状が付いてしまいます。。。

 

 

難しい。。。

 

 

 

 

90_004
このパーツは

「ストライカー」のトレードマークで

顔に関わる大事なパーツです。

 

 

妥協は出来ません!

 

 

 

‐ ‐ ‐

 

 

ということで

 

92_001
コスト面、組み立て工程の面でマイナスの選択なのですが

形状を綺麗に出すために3パーツに分けることに。。。

 

 

急な変更でしたが頑張って調整しました。

 

 

ご協力頂いきました生産スタッフの皆様

ありがとうございます。

 

 

リブの強度の確認と

スリットが細くなり過ぎないかのちょうどいいラインを模索して

設計完了!

 

 

こんな感じで

1パーツ1パーツ最適解を見出しながら進めております。

 

 

原型造りやデコマス造りに比べると地味な仕事ですが

「量産できるか」という

商品の肝となる部分なので

手は抜けません。

 

 

‐ ‐ ‐

 

 

こんな感じで

コストと形状の天秤に振り回されながら

ゴリゴリ進めております。

 

 

頑張ります。

 

 

‐ ‐ ‐

 

 

もう一つ

 

 

 

 

こちら

dta01b2
BLADE氏の検討用デザインラフですが

この〇で囲っている部分

 

お蔵入り01
 

この4パーツですが

コストの兼ね合いでお蔵入りになってしまいました。。。

 

 

 

というのを

 

 

 

先週

何かの拍子に思い出しまして。。。

 

 

 

急遽

 

 

 

追加パーツ01
3D作成してみました。

 

 

 

 

 

 

からの

Exif_JPEG_PICTURE
造形してみました。

 

 

 

 

Exif_JPEG_PICTURE
デコレーションパーツということで

ストライカーのバックパックをデコレート。

 

 

 

 

Exif_JPEG_PICTURE
シャキーーーーーン!

 

強そう! カッコイイ!

 

 

 

 

せっかくなので

どこかで使えないか検討致します。

お楽しみに。

 

 

 

‐ ‐ ‐

 

 

如何でしたか

開発秘話ということで

普段あまり露出しないであろう裏のお仕事を紹介してみました。

 

こんな感じで

アイテムの進行と思い付きでの試作を並行して進めております。

 

仕事の息抜きに

遊んで、、、、

 

 

、、、、

 

 

 

「検討」 してる時が一番閃く時かもしれませんね。。。

 

 

 

ということで

開発秘話「ストライカー編」でした。

 

<開発ブログは 毎週木曜日更新です。>

 

 

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